美容室の集客方法7選|
新規客を増やし、選ばれる仕組みをつくる方法

美容室の集客方法をスマホとWebサイトで確認するサロンオーナー

美容室を経営していると、

「新規のお客様をもっと増やしたい」
「Instagramを頑張っているのに予約につながらない」
「広告を出しても思ったほど集客できない」
「何から始めればいいのか分からない」

という悩みが出てきます。

美容室の集客方法には、

Google検索。
Googleマップ。
Instagram。
Webサイト。
美容ポータル・予約サイト。
LINE。
口コミや紹介。

など、さまざまな方法があります。

ただし、重要なのは全部をやることではありません。

どんなお客様に来てほしいのか。
その人はどこで美容室を探しているのか。
何を見て比較するのか。
どこで予約を決めるのか。

ここから逆算して、必要な集客手段を組み合わせることが重要です。

美容室の集客は、

「見つけてもらう」だけではなく、「選ばれ、予約され、もう一度来てもらう」まで含めて設計するもの。

この記事では、美容室で使える代表的な7つの集客方法と、それぞれの役割、集客を安定させる考え方を解説します。

この記事でわかること

  • 美容室集客の基本的な考え方
  • 新規客を増やす代表的な7つの集客方法
  • Instagram・Google・Webサイトの役割の違い
  • 集客方法をターゲットに合わせて選ぶ方法
  • 集客しても予約につながらない原因
  • 一つの媒体に依存しない集客導線のつくり方

美容室の集客は「認知→比較→予約」で考える

集客というと、

「何人来店したか」

だけを見てしまいがちです。

しかし、お客様はいきなり予約するわけではありません。

まず美容室の存在を知り、

「どんな美容室だろう?」

と興味を持ち、

WebサイトやSNS、口コミ、価格、場所などを確認し、

他の美容室と比較して、

最終的に予約します。

つまり、

認知 → 興味 → 比較 → 信頼 → 予約

という流れがあります。

たとえばInstagramで美容室を知った人が、そのまま予約するとは限りません。

店名をGoogleで検索し、口コミを見る。
Webサイトで料金を確認する。
スタイル写真を見る。
場所をGoogleマップで確認する。

という行動をすることもあります。

だから、

Instagramだけを改善する。
Googleだけを改善する。

ではなく、

お客様が美容室を選ぶまでの導線全体を整える

ことが重要です。


→ 選ばれるブランドづくりの考え方を見る

集客方法主な役割特徴
Googleマップ認知・比較地域検索に強い
Instagram認知・興味ビジュアルで魅力を伝える
Web・SEO比較・信頼検索資産になる
ポータル比較・予約今すぐ客と接点を作りやすい
LINE再来既存顧客との関係維持
口コミ・紹介信頼第三者評価が強い
地域・オフライン認知商圏内への接点づくり

集客方法01|Googleマップ・Googleビジネスプロフィール

美容室の集客でまず整えたいのが、Google検索・Googleマップです。

たとえば、

「梅田 美容室」
「心斎橋 髪質改善」
「近くの美容室」

と検索したときに、Googleマップ上に美容室が表示されます。

このときお客様が見るのは、

店舗写真。
営業時間。
住所。
口コミ。
Webサイト。
予約先。
サービス内容。

などです。

つまりGoogleビジネスプロフィールは、単なる地図情報ではなく、

「この美容室へ行くかどうか」を判断する店舗ページ

でもあります。

店舗情報を正確にする。
外観・内観・施術イメージを整える。
Webサイトや予約ページにつなげる。
口コミを確認する。

といった基本をまず整えておきたいところです。

特に美容室は地域検索との相性が強いため、

エリア × 美容室
エリア × 得意メニュー

で見つけてもらえる状態をつくることが重要です。

Googleマップで美容室の店舗情報と口コミを確認する様子

集客方法02|Instagram

美容室とInstagramは非常に相性の良い組み合わせです。

なぜなら、美容室は

ヘアスタイル。
カラー。
質感。
空間。
スタッフ。

など、視覚で価値を伝えやすいサービスだからです。

ただし、

「毎日投稿する」

こと自体が目的になると、予約にはつながりにくくなります。

重要なのは、

誰に向けて、何を伝えるアカウントなのか

を明確にすることです。

たとえば、

ショートヘアが得意。
白髪ぼかしが得意。
髪質改善に特化。
大人女性向け。
メンズ専門。

など、ターゲットが違えば投稿内容も変わります。

写真だけでなく、

どんな悩みを解決できるのか。
施術前後で何が変わるのか。
どんな人に向いているのか。
どんな美容師なのか。

まで伝えることで、

「自分に合いそう」

と感じてもらいやすくなります。

Instagramの役割は、

フォロワー数を増やすことではなく、来店前の不安を減らし、選ぶ理由を伝えること。

と考えると分かりやすいです。

集客方法03|Webサイト・SEO

Instagramは流れていく情報ですが、WebサイトやJOURNALの記事は検索から継続的に見つけてもらえる資産になります。

たとえば、

「美容室 髪質改善 大阪」
「白髪ぼかし 美容室」
「ショート 得意 美容室」

と検索する人は、すでに具体的な悩みや目的を持っています。

そこに、

サービスページ。
スタッフ紹介。
料金。
施術事例。
JOURNAL記事。

などが表示されれば、検索から美容室へ接点をつくれます。

特に重要なのが、

SNSで知った人が、検索したときにも情報が揃っていること。

Instagramでは魅力的なのに、

Webサイトが古い。
料金が分からない。
予約方法が分からない。
どんな美容室なのか説明されていない。

という状態では、比較段階で離脱する可能性があります。

Webサイトは、

「詳しく知りたい人が最後に確認する場所」

として整えておきたいところです。

美容室のWebサイトとInstagramを組み合わせて集客導線を考える様子

集客方法04|美容ポータル・予約サイト

美容ポータルや予約サイトは、

今すぐ美容室を探している人

と出会いやすいのが特徴です。

エリア。
価格。
メニュー。
口コミ。
空き時間。

などを比較しながら、そのまま予約できるため、新規客の入口として使いやすい。

一方で、

多くの美容室が同じ画面に並ぶため、

価格だけで比較されやすい

という面もあります。

だから、

とにかくクーポンを安くする。

ではなく、

写真。
キャッチコピー。
得意メニュー。
スタッフ。
口コミ。
ページ全体の統一感。

まで含めて、

「なぜこの美容室なのか」

が伝わる状態をつくることが大切です。

ポータルサイトは新規客との接点。

その後はWebサイトやSNS、LINEなどへつなげ、

美容室そのものを好きになってもらう。

この考え方が重要です。

集客方法05|LINE・既存顧客へのアプローチ

集客というと新規客ばかりに目が向きますが、

一度来店したお客様へ、もう一度来てもらうこと

も重要です。

LINEなどを使えば、

次回予約。
キャンペーン。
新メニュー。
季節に合わせたヘアケア。
予約の空き情報。

などを届けられます。

ただし、割引情報ばかり送ると、

「安いときだけ行く美容室」

になりやすい。

おすすめなのは、

お客様にとって役立つ情報を中心にすること。

たとえば、

「梅雨前におすすめの髪質ケア」
「カラーを長持ちさせる方法」
「次回来店のおすすめ時期」

など。

LINEは、

売るための媒体ではなく、関係を継続するための媒体

として使う方が自然です。

リピートについては、

→ 11|美容室のリピート率を上げる方法

で詳しく解説します。

集客方法06|口コミ・紹介

美容室は、体験した人の言葉が非常に強い業態です。

友人から、

「あそこ良かったよ」

と言われると、広告より信頼できることがあります。

口コミを増やすときに大切なのは、

無理に投稿をお願いすることではありません。

まず、

技術。
接客。
空間。
カウンセリング。
仕上がり。

など、

人に話したくなる体験

をつくることです。

そして、

「もし良ければ感想を聞かせてください」

くらいの自然な案内をする。

紹介も同じです。

紹介キャンペーンだけで増やすのではなく、

誰かに紹介したくなる美容室になっているか

を考える方が長期的には重要です。

集客方法07|地域・オフラインでの集客

すべての集客をオンラインだけで考える必要はありません。

美容室は、基本的に地域に根ざしたビジネスです。

店舗の外観。
看板。
店前のサイン。
ショップカード。
近隣店舗とのつながり。
地域イベント。

なども集客の入口になります。

特に店舗前を毎日通る人にとっては、

Instagram広告より、

店の外観そのものが広告

になることがあります。

外から、

何の店か分かる。
入りやすい。
雰囲気が伝わる。

という状態をつくるだけでも違います。

近隣のカフェ、アパレル、ネイル、アイラッシュなど、ターゲットが近い店舗とのつながりも方法の一つです。

オンラインとオフラインを分けず、

お客様が美容室を知るすべての接点が集客

だと考えましょう。

美容室の外観とWeb検索を組み合わせた地域集客のイメージ

集客方法は「ターゲット」から選ぶ

7つの集客方法を紹介しましたが、

全部に同じ力を入れる必要はありません。

たとえば、

10〜20代のトレンド感度が高い層が中心なら、InstagramやSNSが強いかもしれない。

一方、

近隣に住む40〜50代が中心なら、Google検索や口コミ、地域での認知の方が重要になる場合があります。

ここで考えたいのは、

自分たちが使いやすい媒体ではなく、お客様が使っている媒体。

です。

「Instagramが流行っているから」

ではなく、

自分たちのターゲットは、どこで美容室を探すのか。

から決めます。

→ 24|美容室のターゲット設定方法

集客しても予約につながらない美容室の特徴

広告を出している。
Instagramも更新している。
Googleにも掲載されている。

それなのに予約が増えない。

そんなときは、

集客方法ではなく、受け皿に問題がある

可能性があります。

たとえば、

写真は良いのに価格が分からない。

Instagramはおしゃれなのに、自分向けの美容室か分からない。

Webサイトを見ても、何が得意なのか分からない。

予約ボタンが見つからない。

口コミと発信しているイメージが違う。

こうした小さなズレがあると、途中で離脱します。

だから、

「アクセス数を増やす」

前に、

来た人が予約したくなる状態か

を確認することが大切です。

値引きだけの集客は長続きしにくい

集客が少ないと、

「新規50%OFF」
「初回○円」

のような値引きをしたくなります。

もちろん、来店のきっかけとしてクーポンを使う方法はあります。

ただし、

安いから選ばれる状態

に依存すると、価格を戻したときに来店されなくなる可能性があります。

重要なのは、

「この価格だから行く」

ではなく、

「この美容室だから行く」

へ変えていくこと。

そのためには、

コンセプト。
専門性。
スタイル。
スタッフ。
空間。
口コミ。

などを通して選ばれる理由をつくる必要があります。

→ 03|売れる美容室のコンセプトの作り方

→ 25|美容室の差別化戦略

美容室の集客で確認したい5つの数字

集客は感覚だけで判断しない方がいい。

最低限、

新規客数
媒体別の予約数
予約までの転換率
新規客の客単価
新規客のリピート率

は見ておきたいところです。

たとえば、

Instagramから問い合わせは多いのに予約が少ない。

Google検索から来た人は少ないけれど予約率が高い。

ポータルサイトから新規客は多いがリピートしない。

というように、

媒体によって質が違う

ことがあります。

単純な「予約件数」だけでなく、

そのお客様がその後どうなったか

まで見ることで、本当に必要な集客方法が分かります。

集客を改善するおすすめの順番

俺なら、いきなり広告から始めない。

STEP01|ターゲットを確認する

誰に来てほしいのか。

STEP02|選ばれる理由を確認する

競合と何が違うのか。

STEP03|受け皿を整える

Webサイト、Google、SNS、予約ページを整える。

STEP04|集客チャネルを選ぶ

ターゲットがいる場所から優先する。

STEP05|数字を確認する

どこから予約が入り、どこで離脱しているかを見る。

STEP06|リピートまで確認する

新規客数だけでなく、その後も来店しているかを見る。

この順番なら、

広告費を増やす前に、集客の穴を見つけやすくなる。

一つの集客方法に依存しない

美容室集客で避けたいのが、

一つの媒体だけに依存すること。

Instagramだけ。

ポータルサイトだけ。

広告だけ。

という状態では、その媒体の仕様や費用が変わったときに大きな影響を受けます。

理想は、

Instagramで知る。
Googleで調べる。
Webサイトで理解する。
口コミで安心する。
予約する。
LINEで関係を続ける。

というように、

複数の接点がつながっている状態。

この「集客導線」を作ることが、美容室の集客を安定させるポイントです。

まとめ|美容室集客は「媒体」ではなく「導線」をつくる

美容室の集客方法には、

Googleマップ。
Instagram。
Webサイト・SEO。
美容ポータル・予約サイト。
LINE。
口コミ・紹介。
地域・オフライン。

などがあります。

ただし、

「どの媒体が一番集客できるか」

だけを考えても答えは出ません。

重要なのは、

誰に来てほしいのか。
その人はどこで美容室を知るのか。
何を見て比較するのか。
なぜ自分の美容室を選ぶのか。
どう予約するのか。
なぜまた来るのか。

まで一つにつなげること。

美容室集客とは、

新規客を集める作業ではなく、選ばれる仕組みをつくること。

です。

集客を増やす前に、自店が選ばれにくい原因から確認したい方は、

→ 04|売れない美容室の特徴5選

集客したお客様を継続的な来店につなげたい方は、

→ 15|美容室のリピート率を上げる方法

もあわせて確認してください。

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